田舎あるある

今回は、田舎(いわゆる農村部)にいかにもありがちなことをまとめてみました。

 

空気がきれいと思っていたら、黄砂がすごい

特に日本海側の地域にありがちですが、空気がきれいだと思っていたら、黄砂がすごいことが春の時期はあります。

 

黄砂が来ると、ベランダは砂まみれ、車も砂まみれ・・・、と大変です。

 

黄砂の時期は、できるだけ外に出ることを控えた方がいいでしょう。

 

早朝から野焼き(木などを燃やす)が行われている

黄砂の時期以外でも、早朝から煙っぽいにおいがする事があります。

大体農家の木くずなどを燃やす野焼きで、消防署に連絡を行った上でされていますが、気になる人はどうしてもいるかと思います。

もともと住んでいる住民としては、お互い様という所がありますが、新しく引っ越してきた人にとっては「早朝から煙のにおいが!」と驚くかもしれません。

 

地方でも、普通に野焼きが行われている地域と、行わない地域があるので、その点もチェック(近隣に、炉や何かを焼いた後がないか)はチェックしておくとよいでしょう。

 

川にガードレールがなく、夜に油断していると川に落ちる

冗談のような話ですが、地方(特に岡山は有名)、川にガードレールがなかったり、突然川、という地区もあるので注意が必要です。

 

川にガードレールが着いていないのは、予算の問題や、近隣住民が砂を掬って利用できるように、などの事情がありますが、自転車や自動車で川に落ちたらシャレになりません。

 

また、増水時には、川と道路の境目がわかりにくくなりますし、冬の雪が降る時期には、スリップして川へドボン、ということも冗談抜きにありますので、できるだけ川沿いを移動するときは注意しましょう。

 

回覧板がある

吉幾三の数十年前のヒット曲、「おら東京さ行くだ」でもネタにされるくらい田舎にありがちなものの象徴が「回覧板」ですが、地方では今でも回覧板の習慣が残っており、ついでに町内会の慣習も残っています。

 

銀行・信金どころか農協・漁協さえ撤退し、郵便局しかない

これまでどんな田舎でも、銀行の出張所・農協、漁協の支所・郵便局はあるというのが定番でしたが、現在は銀行の出張所・農協・漁協さえも撤退し、ATMだけになったり、移動支店で週に何回か来るという地域も増えてきています。

 

お金を使う誘惑がないため、お金が貯まる

都心や地方都市などだと、魅力的な商品やサービスがいっぱいありますが、田舎だと生活必需品はあっても、それ以外の選択肢が限られます。

遊びも、公園や安価な公共施設などがメインになるため、お金もかかりません。

 

そのため、お金を使うというと、せいぜい車(人によってはパチンコ)・・・、ということとなり、それ以外の消費が減り、自然とお金が貯まります。

 

都市ガスがない地方が多いため、プロパンガスとなり、ガス代が高い!

都心などだと都市ガスが普及していますが、地方になると都市ガスでなく、プロパンガスになる地域が多いです。

 

プロパンガスは都市ガスの1.5倍~2倍程度高いと言われており、都市ガスからプロパンガスに切り替えると、高さにびっくりすると思います。

 

下記のようなガス選択サイトも含め、プロパンガスを使う場合はできるだけ安いところを探すと良いでしょう。

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光回線が来ていない!

農村部も含め、多くの地域では光回線が届くようになりましたが、今でもまれに光回線が届かない地域があります。こういう地域の場合は、ADSLやケーブルテレビの回線を使うか、携帯の電波が来ているとわかる場合は、工事不要で使える各携帯キャリアのサービスを利用してみるといいでしょう。

SoftBank Airはコンセントに差すだけで簡単開通

定期運行バスは一日一度どころか全く来ない・・、が乗り合いタクシーがバス代わり

車移動が前提となっているので、バス便を使う人は極めて少なく、バスが通らないという地区も結構あります。

 

とはいえ、定期バス便がない地区でも、タクシー会社がバス+乗り合いタクシーのような形で運営し、途中の適当なところで集まって、帰りは集合場所か家の前でおろしてくれる、というサービスがあります。

 

出張スーパー・コンビニが来る

スーパーさえも近くにない地区では、出張スーパーやコンビニなどが週に1回来るところもあります。

バスやバンに近い大型車で来ますが、品揃えに関してはある程度限られるのを念頭に置く必要があります。

 

家の家賃や駐車場代が異常に安い

都市部や地方都市と比べると、当然ながら家賃や駐車場代が異常に安いです。

家賃は2万円~4万円、2LDK、3LDKでも4~6万円程度、駐車場代も無料からせいぜい1台3千円程度と、相場観が全然違います。

 

このように、田舎あるあるを並べていくと、いくらでも思いつくくらいです。

 

小学校・中学校のメンバーが全て同じ

人口の少ない地域になると、小学校・中学校が1クラス、同じメンバーになります。

最近は学校の統廃合も進み、少人数の学校は減りつつありますが、地域によっては小学校・中学校のメンバーが同じという地域もあるようです。